文科省に問い合わせたところ、道徳に参考になる本を紹介いただいた。
仮に私がこども園の園長を務めた場合、以下のことをポイントにして教育を行う。
1 あいさつをする
人間関係の基本である心の育成につながるため。
2 身の回りのことを自分でできるようにする
食事、排泄、睡眠、着衣など、自立するための条件であるため
3 集団生活を通じて、友達との関係性を大切さ学ばせる
子ども同士が居られる機会を大切にして、子供同士が楽しく競い合い、高め合える関係性を大切にする
4 子どもの自発的な行動以外にも、大人からの提案で、新しいことにチャレンジする機会を提供する
環境や教材を提供するのは、大人でしかできないため
5 集団行動における決まりをまもる
自由を尊重しつつも、自由すぎて協調性が欠ける場合、一緒に高め合う友人ができない可能性があるため
6 道徳心
正しい、間違いを自分で考えることで、自らや友人をより良い方向へ導くことができるため。ご飯を大切にする。命を大切にする。人が嫌がることをしない。やさしい心。
おそらく、多くの園長先生は、このような考えで園を運営されているのではないか。
各園の共有点は、子どもにより良い成長に繋げたいこと。
道徳という言葉は、小学生以降によく登場するようだ。
道徳を心を育む的な考えで捉えてみる。
ミッケルアートキッズ版のコンセプトは、
心を育むことではないだろうか。
どの園長先生にも共通して願っていることだと思う。
ただ、そこに到達するまでの手法(=教育方法)が何通りもあるだけ。
また、成果が一人ひとり異なる。
教育にエビデンスを取ることは難しく、経験則で教育を行うしかない。
小学校に上がるときに、成長している姿をみたい気持ちは、一緒であるはず。
心を育む。
もう少し明文化が必要であるが、
心を育むためには、身だしなみ、マナー、やさしさ、道徳観など、すべて含まれる気がする。