生きるために「自分で考える」大切さ
- Admin
- 2018年3月1日
- 読了時間: 2分
・園長先生A様
「なぜ?どうして?」を考えさせる習慣をつけさせたい。
自分で考えることで、深く理解していく子に育つため。
・園長先生B様
活動後に振り返る習慣を身につけさせたい。
そのために、絵を使うのはありそうでなかった。
・園長先生C様
園独自の保育者マニュアルと、子ども向けにルールがある。
若手保育者は、とりあえずそれを使えば一定の保育ができる。
子どもは、個人差はあるが次第にルールに慣れていく。
A Bの方は、応用力を大切にしている。
Cの方は、適応力を大切にしている。
どちらが良い悪いはないが、Cの方は、数学でいうと公式を暗記させるようだ。
A Bの方は、公式の成り立ちを考えさせるようだ。
ルールやマニュアルがあれば、経営的に管理がしやすくなる
私も会社でマニュアルやルールを作るのは徹底している。
しかし、マニュアルやルールは、生産性を効率化するための手段であり、そこから新しいものは生まれにくい。
新しいものを生み出すためには、別の仕組みが必要。
それは、現状に対して「なぜ?」と考え、そのテーマについて、複数人の意見を出し合い、考えをまとめていく仕組み。
Cの方の意見を聞いていると、
「なるほど。若手保育者も仕事に慣れやすく、子どももルールを守りやすく、素晴らしい仕組みだ」
と感じた。しかし、打ち合わせ後に、何か違和感が。
おそらく、環境への適応には繋がるが、生きる応用力には繋がらないのではと疑問を感じたためだ。
私は、高校まで公式ばかり覚える生活だった。しかし、大学で絵を描き始め、起業し、自分で0から行動することが当たり前となった。
日々「なぜ?」を繰り返し、地道に創り上げることで、新しい道が拓けることを知った。
そうでなければ、「効率化の一部」になってしまう。
ある先生から、
『「なぜ」を考えれば子どもは応用力が身につき、いろんなことに対応できるようになる。あなたはその教材を作りたいんですよね。』
と言われた。
「子どもと一緒に考える」
生きるための応用力を身につける教材を作りたい。

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