
農業体験に行く車中。
思わずメモを取りたくなるほどの疑問を、娘が質問してきた。
「パパ、地球は、何メートルの道路があるのかな?」 「うーん、どのくらいだと思う?」 「んー、多分1万メートルくらいかな」
「1万メートルか、長そうだね」
「パパ、なんで何歳とかあるのかな?」
「そうだね、なんでだと思う?」
「うーん、わかんない」
「じゃあ、何歳とか、あった方が良いと思う?なかった方がいいと思う?」
「あった方が良いと思う」
「そうか、どうしてそう思う?」
「この子は何歳かわかれば、同じ大きさだな、とかわかるから」
「そうだね、何歳かわかれば、同じ大きさとかわかるね」
「パパ、神様はなんで人間を作ろうと思ったんだろうね?」 「そうだね、どうしてだと思う?」 「わかった。一人だと寂しかったんじゃない?」
「そうだね、一人だと寂しかったかもしれないね」
娘の一言一言は、
自分の宝箱に何を入れようか考えているように聞こえる。
少しでも関わる密度を高めて、
小さな成長を大切にしたい。