イラストとアート (絵画)の特徴

May 30, 2019

 

 

 

 

それぞれの特徴を考えてみた。

 

1. イラスト

 例えば、バッタのイラストやアンパンマンなど。

 簡略化され、創造物は、単純な線で構成されている。

 下書きの段階で複数の線で、理想的な線を1本選び、その線はアート と比較して少ない線で構成されている。

 左右対称、人が気持ちいいと感じるライン。形状を追求するため、比較的「円」をベースにすることが多い。

 アンパンマンやミッキーマウスなどのように。

 また、車のデザインでいうと、ワーゲンのビートルのような形。

 

 できるだけシンプルに、わかりやすく表現されている。

 この表現により、見る人がシンプルにそのものを認識できる。

 認識しやすいということは、グッズやサインで活用されると、パッとみてイメージしやすいという効果を持つのではないか。

 

2. アート (絵画)

 ここでは、美術的な絵画を例に挙げてみる。

 絵画は、下書きの段階で、複数の線で構成され、ある程度理想のラインを求めるが、最終的に一本の線にまとめないケースがある。

 そこに、複数の色が重なり、不規則な線と色が混じり合った結果、それが完成となる。

 囲碁、将棋、ピアノもこれに似ている。

 攻め方、奏で方に何通りもオリジナル性を出すことができる。

 不規則ななかで、作者の規則性をもとに線と色が構成される。

 

 これにより、見た人は、複雑な情報から、自分なりの規則性に当てはめて、この絵の中のひとは笑っている様にみえる、怒っている様にみえる。もしかしたら、今からあそこにいくんじゃないか。など、想像することにつながりやすいのでは無いか。

 

3. 特徴の比較

 

 ・イラストは、単純な線と色で構成されており、作者がドラゴンボールの悟空はこの顔、決めると、それが「ゴール」になる。完成物に余白が少ない。

 見る人は、それを悟空として認識するか、悟空を真似して描いてみたいと思い、模写をするのか。

 ゴールが定まっている。

 

 ・アート (絵画)は、複雑な線と色で構成されるため、描いたもの自体にオリジナリティがあり、比較対象がない。

 比較対象がないことから、見る人は、それを「上手・下手」「好き・嫌い」「感じる・感じない」という自分の物差しで判断することになる。

 考える余白が生じやすい。

 

 アンパンマンは、デザインとして研ぎ澄まされたものではあるが、アートと比較すると、この余白が少ない。

 アンパンマンが余白を生じさせる方法の一つは、ストーリー性だと思う。

 アンパンマンは、愛と勇気と平和をストーリーに盛り込むことで、見る人の想像力を喚起させている。

 この余白をどのように作り出すのかが、見る人に価値を感じさせることにつながるのかもしれない。

 

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